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【ゲノミクス】ツェツェバエのゲノム解読、睡眠病などの抑制に寄与する可能性

1 :エタ沈φ ★@\(^o^)/:2014/04/27(日) 13:28:51.63 ID:???.net

ツェツェバエのゲノム(全遺伝情報)を解読したとの研究論文が、24日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。
サハラ以南アフリカで最も破壊的な家畜病の1つだけでなく、人間の睡眠病との闘いの助けにもなる可能性があるという。
 10年に及ぶ国際的な取り組みで同ゲノムの解析を行ってきた、国連食糧農業機関(UN Food and Agriculture Organization、FAO)と
国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)の合同部会のコスタス・ブーチス(Kostas Bourtzis)氏は「ツェツェバエのDNAの解読は、大きな科学的躍進だ」と語る。

 これにより「睡眠病(別名トリパノソーマ症)をさらに効果的に制御するための道が開ける。
サハラ以南アフリカの牧畜・農業従事者数百万人にとっては朗報だ」。
 アフリカにのみ生息する吸血性のツェツェバエは、睡眠病や家畜のナガナ病を引き起こす寄生虫の媒介動物だ。
ナガナ病は毎年約300万頭の家畜が罹患(りかん)する病気で、致死的となる場合が多い。
 慢性的な衰弱症状を引き起こすことで、繁殖力、体重増加量、ミルク生産量などを低下させ、
家畜を弱らせて畑を耕したり荷物を運んだりなどの作業ができないようにするため、農民が作物を栽培することがさらに困難になる。

 保菌しているハエに刺された人間は、アフリカ睡眠病を発症する恐れがあり、治療を施さないと死に至る場合がある。
 寄生虫が哺乳類の免疫系を回避できるため、家畜用や人間用のワクチンは存在しない。
そのため制御方法としては、ハエの捕獲、殺虫剤、放射線を用いた雄ハエの不妊化などが主に挙げられる。
 ゲノムの配列解読により、ツェツェバエの遺伝子とその機能に関する科学的研究がさらに向上し、この昆虫を制御する方法の研究への道を開くはずの知識がもたらされる、とブーチス氏は声明の中で述べている。

 FAOとIAEAの合同部会「食品産業・農業における原子力技術部門(Division of Nuclear Techniques in Food and Agriculture)」は現在、
不妊化などの手法を用いてツェツェバエの個体数を制御する取り組みについて、アフリカの14の国々に対する支援を行っている。
すでにアフリカ東部タンザニアのザンジバル(Zanzibar)島でツェツェバエを根絶させており、エチオピアやセネガルでも成果をあげつつある。(c)AFP


2 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/04/27(日) 13:30:50.12 ID:ZexRsKvt.net

DIO

3 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/04/27(日) 13:45:40.81 ID:rsbGanZZ.net

スタープラチナで分析。

28 :名無しのひみつ@\(^o^)/:2014/04/29(火) 13:52:16.21 ID:QnVMOm3q.net

アブドゥルが書庫に向かったようです。
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