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性犯罪者「我慢、我慢の毎日。生きていることがつらい」 生活保護を受けながら、回復を目指すも前科5犯

1 :ちゅら猫φ ★:2014/07/20(日) 22:54:16.05 ID:???

★性犯罪 再犯繰り返す加害者、求められる対策は
2014.07.20 13:00:00

後を絶たない性犯罪。再犯率は窃盗や薬物犯罪などに比べて低いとされるが、被害者への影響はあまりに重大だ。
一方で、自分を抑えられず再犯を繰り返し、罪の意識に苦しむ「性依存症」の加害者は少なくない。新たな被害の
“芽”を摘むため、加害者対策の充実が求められている。

◇「加害者対策が手薄」
その青いジャンパーも、歯止めにはならなかった。5月、横浜市内にある警察署の接見室。有罪判決を受けた
50代の男性はうなだれ、胸の内を吐露した。

「ジャンパーを着ればやめられると思っていた。でも、どうしても、どうしても我慢できませんでした」

男性は昨年12月、同市内の公園で小学1年の女児2人にわいせつな行為をした。年明け、女児の1人が同じ公園で
男性を見つけ、保護者が通報。逮捕の決め手になったのは、犯行時に着ていた青いジャンパーだった。

28歳で初めて逮捕され、同種事件で前科5犯。2012年6月に出所後は性依存症の治療を受け、外出時には
赤色か青色の服を着るように言われていた。「万一、事件を起こしても被害者があなたのことを覚えているから」。
誰も望んでいなかった“予言”が、当たってしまった。

昨年12月の犯行時、男性は生活保護を受けながら、回復を目指していた。治療を受け、性依存症の自助グループの
活動にも参加。朝や昼間に性衝動が起きると自覚し、子どもが集まる公園には近づかないというルールを自らに課す
一方、横浜港で釣りをして、気を紛らわせた。

天秤-。男性は犯行時の心境をこう表現する。「やりたい」。一方で「やめたい」。相反する感情の間で揺れ動く。
「我慢、我慢の毎日。生きていることがつらい」

つらさを忘れることができるのは、夢中で何かをしている時だけだ。冬になって魚が釣れず、公園に足が向くようになった。
もう、二度としない-。その誓いを破ってしまった。

判決は懲役4年6月。検察側は「犯罪傾向は根深い」と指摘し、判決も「常習性は顕著」と認定。ともに被害女児の
健全な成長への悪影響を懸念した。法廷は再犯の危険性を認識し、被害者に寄り添った。ただ、新たな被害者を生まない
ため、矯正教育以上の再犯を防ぐ具体的な手だては、示されなかった。

「被害者には、本当に申し訳ありません」。接見室で男性は何度も何度も頭を下げた。一方で、「女の子の気持ちになる
のが難しい。どうしても自己中心的に考えてしまう」とも。前回の服役中に約10カ月間、再発防止教育を受けたといい、
「今回はもっと長く(教育に)参加できるようにしてほしい。出所後も治療を続けたい」と訴えた。

「より早い時期に適切な対応を受けていれば、ここまでの累犯はなかったのではないか」。男性の弁護人を務めた
宮沢広幸弁護士はそう指摘し、問い掛ける。「加害者対策が手薄な社会は性犯罪を許している。言い過ぎでしょうか」
>>2へ続く



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