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【宇宙開発】JAXA、インドと共同で10月に宇宙実験--"植物工場"の可能性探

1 :ライトスタッフ◎φ ★:2009/06/12(金) 06:22:15 ID:???
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が今年秋、インドと共同で回収型の人工衛星を
使った生命科学実験を行うことが分かった。日本とインドが共同で宇宙実験をする
のは初めて。宇宙大国入りを目指すインドと協力関係を築くことで、米スペース
シャトルや国際宇宙ステーション(ISS)の運用終了後も長期的に科学実験の
機会を確保していく狙いがある。

共同実験に使うのは、インド宇宙研究機関(ISRO)が開発した回収カプセル型の
実験衛星「SRE2号」。JAXAの小型実験装置などを搭載し、10月にインド
南東部沿岸から打ち上げる。

実験装置にスピルリナという原始的な藻類を入れ、高度約625キロの軌道上で培養。
約2週間後、帰還カプセルを海上で回収する。光合成に与える無重力の影響を遺伝子
レベルで分析し、宇宙で食糧を生産する「植物工場」の可能性などを共同研究する。

JAXAは近くインド側と協力協定を締結し、6月中にも実験装置を輸送。研究には
東大、中央大、茨城大なども参加する。約2年前、インド側から共同実験の提案が
あり、研究者レベルで検討を続けていた。

日本は昨年からISSの実験棟「きぼう」で宇宙実験を始めた。しかし、米国は
ISSの運用計画を2015年までしか示しておらず、その後の見通しは不透明だ。
ISS計画が打ち切られると、日本は宇宙実験の場を失うことになる。

回収型衛星はISSと比べて短期間で小規模の実験しかできない半面、低コストで
運用しやすい利点がある。日本では平成14年に1基を打ち上げたが、その後の
計画はない。JAXAはインドとの協力関係を深め、今後も継続的に実験機会を
確保したい考えだ。

一方、2015年に有人宇宙飛行を目指すインドは、宇宙での科学実験を強化している。
回収型衛星は07年に1号機を打ち上げ、材料分野の研究を独自に行った。今回の
2号機は、日本の先端技術を習得して生命科学研究を加速させるのが狙いとみられる。

JAXAは中国との間でも来年以降、有人宇宙船「神舟」または回収型衛星を使って、
半導体の結晶成長に関する共同研究を行う方向で協議しており、ISS計画に参加して
いないアジアの宇宙新興国との連携を模索する動きが活発化しそうだ。

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【遺伝子】複数ウイルスに抵抗性、植物守るたんぱく質発見

1 : ◆3333333SUM @ガブラッチョφ ★:2012/02/04(土) 22:13:32.98 ID:???
複数のウイルスから植物を守るたんぱく質を、東京大学の難波なんば成任しげとう教授らが発見した。

 これまで、複数ウイルスに同時に抵抗性を持たせる品種改良は難しかった。
ウイルスによる農作物被害は世界で年間50兆円に上っており、品種改良や防除薬剤の
開発につながると期待、科学誌プラントセルに4日発表した。

 研究グループは、ジャガイモなどに病気をもたらすウイルスの仲間に着目。遺伝子実験に
使われる45系統のシロイヌナズナの中から、このウイルスの仲間に強いものを探した。

 そしてウイルス増殖を阻むたんぱく質を発見し、「JAX1」と命名。実験用植物のタバコに
その遺伝子を導入すると、ジャガイモ、豆類、アスパラガスに被害をもたらす計3種類の
ウイルスの感染や増殖を防げた。
2 :名無しのひみつ:2012/02/04(土) 22:19:33.66 ID:dFkyfEah
人類を滅亡させる植物兵器となろうとは・・





【宇宙】 「重いほど自転が速い」傾向、系外惑星にも 地球の3000倍重い「がか座β星b」、8時間周期で自転を観測

1 :擬古牛φ ★:2014/05/02(金) 09:12:55.46 ID:???
★「重いほど自転が速い」傾向、系外惑星にも

地球の3000倍の重さを持つ系外惑星「がか座β星b」が、8時間周期で自転していることが直接観測からわかった。
重い惑星ほど自転が速いという太陽系内での傾向が系外惑星にも当てはまることを例示している。

※画像 がか座β星bのCG。中心星からの距離は太陽~地球の8倍で、これは直接撮像された系外惑星としてはもっとも近い(提供:ESO L. Calc,ada/N. Risinger (skysurvey.org))
http://www.astroarts.jp/news/2014/05/01beta_pic/beta_pic_b.jpg

●惑星の質量と自転速度

※画像 太陽系の惑星は重いほど自転が速い傾向があるが、がか座β星bもそれに当てはまっている。(提供:ESO/I. Snellen (Leiden University))
http://www.astroarts.jp/news/2014/05/01beta_pic/mass_rotation.jpg

63光年彼方の4等星がか座β星には、地球の16倍の大きさ、3000倍の重さを持つ大型惑星が6年前に発見されている。
多くの系外惑星の観測は主星の光から探る間接的なものだが、このがか座β星bは直接その姿がとらえられた最初の系外惑星のひとつでもある。

Ignas Snellenさんらオランダの研究チームでは、ヨーロッパ南天天文台の超大型望遠鏡(VLT)を用いてこの惑星の自転速度を調べた。
天体が自転すると、見えている面の半分は観測者から遠ざかり、もう一方は近づく。
この動きによる波長の変化(ドップラーシフト)を分光観測でとらえたのだ。もちろん、主星からの光もていねいに差し引いた。

観測の結果、惑星の自転周期は8時間で、赤道領域は時速10万kmで動いていることがわかった。
地球は時速1700km、木星は47000kmであるのに比べるとひじょうに高速だ。(続く)