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血管使いヒト軟骨の効率的再生に成功/横浜市立大など

1 :白夜φ ★@\(^o^)/:2014/09/14(日) 00:01:07.12 ID:???.net

血管使いヒト軟骨の効率的再生に成功
掲載日:2014年9月10日

ヒトの耳介の裏側よりほんのわずか採取した軟骨前駆細胞と、胎児のへその緒からとった血管内皮細胞を一緒に培養して、
ヒト軟骨を効率よく再生する手法を、横浜市立大大学大学院医学研究科の武部貴則准教授と谷口英樹教授、
神奈川県立こども医療センター形成外科の小林眞司部長らが開発した。
従来全く着目されていなかったアイデアで軟骨の再生医療に新しい可能性を開いた。
9月9日付の米科学誌The Journal of Clinical Investigationオンライン版に発表した。

研究グループはまず、成体では血管や神経のない単純な組織の軟骨も、
発生や再生の初期段階では血管が一時的に存在することを見いだした。
この発見をヒントに、軟骨前駆細胞は血管の存在によって、増殖や分化が促進されると推定した。
実際に、ヒト軟骨前駆細胞と、へその緒から分離した血管内皮細胞を混ぜて培養する方法を試みて、
2日間で血管様構造を有する直径3ミリの立体組織を自律的に誘導するのに成功した。
これで、革新的な三次元共培養法を確立した。




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くも膜下出血の治療薬が水俣病に効く可能性 手足のしびれなどの症状軽減

1 :野良ハムスター ★@\(^o^)/:2014/09/09(火) 00:32:32.30 ID:???.net

熊本県水俣市の環境省国立水俣病総合研究センター(国水研)は8日、手足のしびれなど水俣病特有の症状軽減に、
くも膜下出血の治療薬が効く可能性があると発表した。
数年内の臨床試験を目指す方針で、水俣病初の治療薬として実用化も期待できるとしている。

水俣病には根本的な治療薬はなく、リハビリ療法や鎮痛剤の投与に限られてきた。そのため、環境省は
研究費として、2015年度予算の概算要求に2300万円を計上しており、治療薬の開発を強化する。

この薬は「ROCK阻害剤」と呼ばれ、特定のタンパク質の働きを低下させる特徴がある。
くも膜下出血の治療薬として既に実用化されており、緑内障の治療薬としても治験中という。

水俣病の原因物質であるメチル水銀は、神経細胞の一部である「軸索」を収縮させるため、
神経伝達が正常に行われなくなり、手足のしびれや歩行困難などの障害が発症する。

国水研毒性病態研究室の藤村成剛室長は、阻害剤が軸索を収縮させるタンパク質の働きを抑制することに注目。
メチル水銀を与えたラットに投与したところ、軸索の収縮を防ぐことを確認できたとしている。〔共同〕




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クモ糸の遺伝子をカイコに導入し天然シルクよりも1・5倍の切れにくい「クモ糸シルク」の作成に成功

1 :エタ沈φ ★@\(^o^)/:2014/08/28(木) 17:42:14.68 ID:???.net

 クモが糸を作る遺伝子をカイコに導入することで、天然シルクよりも1・5倍の切れにくさを持つ「クモ糸シルク」を作ることに成功したと、
農業生物資源研究所(茨城県つくば市)の桑名芳彦主任研究員の研究グループが米科学誌電子版で発表した。
細くて強度があり、熱にも強い性質を利用して手術用の縫合糸や防護服への応用が期待できるとしている。

 強くてよく伸びるクモ糸は、人工的な生産が試みられ研究グループも実験用カイコに強い縦糸を作るオニグモの遺伝子を組み入れるなどの研究を重ねてきた。
だが、糸を吐く量が少なかったり繭を生糸にする行程で耐性が不足したりして、実用化には至らなかった。

 今回は養蚕農家が飼育するのと同じ品種のカイコにオニグモの縦糸遺伝子を組み込むことに成功。
完成した生糸は鋼鉄の20倍とされるアメリカジョロウグモの糸と同程度の切れにくさを示した。
桑名主任研究員は「消防士が現場で着るインナーなどへの活用が考えられる」と話している。




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