【遺伝学】「雪男」の正体はクマ、毛髪から採取のDNAで判明 1 :Cancer ★@\(^o^)/:2014/07/02(水) 18:46:01.11 ID:???.net 「雪男」の正体はクマ、毛髪から採取のDNAで判明 2014年07月02日 14:06 発信地:パリ/フランス 【7月2日 AFP】ヒマラヤ山脈(Himalayas)の「雪男(イエティ)」が残したとされる 体毛の正体は、実はクマもしくはヤギの体毛だった──このような研究結果が、英学術 専門誌の英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)に掲載された。 研究では、「異例な霊長類」のものとされる複数の体毛試料から採取したDNAが調べ られたという。 イエティをはじめとする未確認生物については、ネアンデルタール人(Neanderthals) の生き残り説をはじめ、人類系統樹からの分科説や大型類人猿のギガントピテクス (学名:Gigantopithecus)説などがある。 英オックスフォード大学(Oxford University)のブライアン・サイクス(Bryan Sykes) 教授(遺伝学)が率いた研究チームは2012年5月、複数の博物館や個人収集家から「異例な 霊長類」のものとされる体毛試料の提供を呼び掛け、遺伝子配列の解析が可能な30件を 入手した。そのうち3件はイエティものとされた。 研究の結果、イエティものとされた3件のうち1件はスマトラカモシカ(学名:Capricornis sumatraensis)と呼ばれる東南アジアのヤギのものであることがわかった。残り2件は インドのラダック(Ladakh)とブータンからのもので、ホッキョクグマ(学名:Ursus maritimus)のDNAとの興味深い関連が確認された。これらについては、ホッキョクグマの 遠い祖先に由来するものか、またはヒグマとの交配があった可能性が示されているという。 研究ではまた「ビッグフット(Big Foot)」のものとされる毛髪試料18件についても、 アメリカクロクマ、アライグマ、乳牛からヤマアラシ、オオカミ、コヨーテ、犬といった 広範囲の動物のものであることが明らかになっている。 中でも注目されたのは、米テキサス(Texas)州から入手したビッグフットの体毛房 だったが、これは毛深い人間のもので、その遺伝子の適合から欧州地域の人間のもので あると判断された。 論文の筆者らは、未確認生物の存在を信じる人々やグループに対し、主張する内容を 支えるためには、より納得力のある証拠を提示する必要があると指摘する。 「研究は、『異例な霊長類』試料の種同定をめぐる長年の不明確さに終止符を打つもので、 今後の主張でも判断の元となる厳格な基準を打ち立てるものだ」 当ブログを見ていただいてありがとうございます。 何か問題がありましたらご連絡ください。 tanosiihamugendai@gmail.com また相互リンク・相互RSSいつでも募集しております。どうか相互してくださいませ クワッサリ~のニュースブログ URL http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/ RSS http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/RSS/ つづきはこちら PR
【生物】吸血コウモリ、吸血のせいで苦味に鈍感 1 :エタ沈φ ★@\(^o^)/:2014/06/30(月) 22:27:24.97 ID:???.net ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 6月27日 16時28分配信 カメラに顔を向けるナミチスイコウモリ。 吸血コウモリは、血を吸うことにより苦味を感じる能力を失った可能性がある。「Proceedings of the Royal Society B」誌に6月25日付で発表された新しい研究で、チスイコウモリは他のほとんどの哺乳類と異なり、苦味を感じる能力が非常に低いことがわかった。 苦味は嫌なものだが、毒性のある物質の多くが苦味を持つため、苦味を感じることで動物は危険から身を守ることができる。苦味受容体を持たないことは生存に不利となる。 「苦味を感じる能力は、すべての生物種に不可欠だと考えられていた」と述べるのは中国、武漢大学の生物学者で今回発表された研究の著者の一人、趙華斌(Zhao Huabin)氏。過去数年にわたり、同氏の実験室で研究が行われた。 しかし、吸血コウモリの餌はきわめて特殊だ。吸血コウモリの仲間は、ナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)、シロチスイコウモリ(Diaemus youngi)、 ケアシチスイコウモリ(Diphylla ecaudata)があり、血液を摂食する哺乳類はこの3種だけである。 これら吸血コウモリは、餌となる生き物の匂いを嗅ぎ付け、特殊な赤外線センサーを使って皮膚の暖かく血流の多い部分を見つける。 血だけを選り分けることで、毒性があるかもしれない他の部分をうっかり食べることを避けているのだ。 苦味受容体は、甘味、塩味、酸味、旨味の受容体とは逆の働きをするようだ。吸血コウモリの味覚受容体を研究していた趙氏は、吸血コウモリが血のみを摂食するように進化したことで甘味と旨味を感じる能力を失ったことを発見した。 同様に苦味への感受性も失われたのではないかと同氏は考えている。 3種の吸血コウモリの遺伝子にある苦味受容体を、他の吸血しない11種のコウモリの苦味受容体と比較した。吸血コウモリは苦味受容体をそれぞれ9つ持つが、 その多くは機能していないことがわかった。これとは対称的に、吸血しないコウモリの苦味受容体は大部分が正常に機能していた。 趙氏は、吸血コウモリの苦味受容体が機能しなくなったのは、血だけを餌とすることが原因だと見ている。「進化の過程では、使わないものは失われる」。 おそらく、約6500万年前に他のコウモリから枝分かれして以来、吸血コウモリは苦味を感じる能力を次第に失って行ったのだろう。彼らの苦味受容体はやがて、すっかり機能を失ってしまうかもしれない。 あるいは、吸血コウモリの苦味受容体には口で苦味を味わう以外の、まだ発見されていない別の機能があるのかもしれないと同氏は述べている。 今回の研究には参加していないが、フィラデルフィアにあるモネル化学感覚研究所(Monell Chemical Senses Center)の研究者、ダニエル・リード(Danielle Reed)氏はこう話している。 「苦味受容体の最も興味深い機能は、これから発見されるだろう。苦味受容体は鼻で細菌の存在を感知し、精子内で卵子からの化学物質を感知してオスの生殖機能を維持し、 また、消化器官で毒素を感知するのに不可欠だということがわかっている。細胞は周辺環境にある化学物質の存在を知る必要があり、苦味受容体がこれに役立っている」。 当ブログを見ていただいてありがとうございます。 何か問題がありましたらご連絡ください。 tanosiihamugendai@gmail.com また相互リンク・相互RSSいつでも募集しております。どうか相互してくださいませ クワッサリ~のニュースブログ URL http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/ RSS http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/RSS/ つづきはこちら
【人類学】ネアンデルタール人は野菜も食べていた 1 :エタ沈φ ★@\(^o^)/:2014/06/30(月) 22:05:50.42 ID:???.net これまでで最も古いヒトの便の化石が発見された。約5万年前までさかのぼるこの化石は、大量の肉を食べていたネアンデルタール人が野菜もたっぷり食べてバランスを取っていたことを示唆している。 現生人類が到来した約3万年前、近縁種にあたる旧人のネアンデルタール人はヨーロッパから姿を消した。 野営地に残されている骨から、ネアンデルタール人はマンモスやトナカイを捕まえ、それらの肉ばかりを食べていたと考えられてきた。 ところが、「PLOS ONE」誌に25日付で掲載された論文でとり上げているネアンデルタール人の便は、ベリーやナッツなどの野菜もたっぷり食べていたことを示唆している。 世界最古の便はスペイン南部にあるエル・サルト(El Salt)の遺跡で発掘された。この遺跡には複数の炉がある。 研究チームは当初、肉を調理した際に落ちた脂の科学的な痕跡を求めて炉を調査していた。すると、一番上の層から約5万年前の便の化石が見つかった。 ◆意外な発見 ネアンデルタール人の食事に関する手掛かりを得るため、研究チームは便の化石を砕き、その化学的な構造を分光法で調べた。注目したのは、肉や野菜の消化を細菌が助ける際につくり出される化合物だ。 まず、肉と関連のある4種類の脂肪が特定された。さらに、コレステロールに関連した2種類の化合物が発見された。これらは紛れもなく植物の特徴だ。 研究を率いたマサチューセッツ工科大学(MIT)のアイナラ・システィアガ(Ainara Sistiaga)氏は、「彼らは確かに大量の肉を食べていたが、われわれは雑食性だったと考えている」との見解を示している。 システィアガ氏は地球科学と考古学の両面から研究を行っている。 化学分析では植物の種類まで特定できなかったが、花粉を分析した結果、ネアンデルタール人が現在のスペインにあたる地域で暮らしていた当時のベリーやナッツ、塊茎である可能性が示された。 ネアンデルタール人が暮らしていた場所からはマンモスやトナカイ、アカシカの骨が広く見つかっているため、古生物学者たちの間では肉食と考えられてきた。 ところが、最近の研究では、ネアンデルタール人の住居や道具、さらに歯垢からも植物の痕跡が発見されており、完全な肉食でない可能性が浮上していた。 ◆絶滅の原因 一部の研究者は、ネアンデルタール人が絶滅に追い込まれたのは肉中心の食事が原因かもしれないと示唆している。雑食性で、しかも複雑な道具を持つ初期の現生人類が到来し、資源をめぐる争いに敗れたという筋書きだ。 今回の論文はこの筋書きについて、たとえネアンデルタール人が“肉ばかり”の食事をとっていたとしても、少し短絡ではないかと指摘している。 システィアガ氏によれば、ネアンデルタール人はわれわれの消化管にいる細菌とよく似た細菌に消化を助けてもらっていた可能性があるという。 また、発掘された便の化石を調べた結果、 ネアンデルタール人の体内にはコウチュウやギョウチュウといった寄生虫がいた可能性が出てきた。人類は古代から現代までこうした寄生虫に悩まされている。 「(便の化石には)多くの寄生虫がいた。これほど寄生虫がいるのは重病人だとわれわれは聞かされている」とシスティアガ氏は話す。 当ブログを見ていただいてありがとうございます。 何か問題がありましたらご連絡ください。 tanosiihamugendai@gmail.com また相互リンク・相互RSSいつでも募集しております。どうか相互してくださいませ クワッサリ~のニュースブログ URL http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/ RSS http://kuwassarynews.blog.shinobi.jp/RSS/ つづきはこちら